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もしも世の中から「お金」が無くなったらどうなる?→なにも困らない説を考察してみた

投稿日:2019年3月27日 更新日:

こんにちは、妹の兄です。

「もしも世の中から『お金』が無くなったらどうなるのか?」

答えは、なにも困らない。という説があります。

資本主義や社会主義といったイデオロギーを超越した話になりますが、お金が無い世の中を想像してみると面白かったので色々考えてみました。

もしも世の中から「お金」が無くなったら…

もしも、世界中の「お金」が一瞬にして消えて無くなったらどうなるでしょう?

一時的なパニックは起こるでしょうけど、みんなが今と変わらない生活を続ければ何も困らないというのが、この説の基本的は考え方です。

例えば、野菜を作っている人は今まで通りその仕事を続け、出荷された野菜を運ぶトラックドライバーも今まで通りその仕事を続けます。スーパーで働いている人は今まで通り配送された野菜を品出しや陳列をし、野菜を買いに来たお客さんに今まで通り売る(「売る」という概念が無くなるので無料であげる)ことを続けます。

野菜を作っている人、野菜を運ぶトラックドライバー、スーパーで働いている人も、今まで通りスーパーに買い物に行く。ここでも「買う」という概念が無いので無料で貰うということになります。

そうすると、みんなが今まで通りの生活を続けていれば、「売る」が「タダであげる」に、「買う」が「タダでもらう」に変わるぐらいで、お金が無くても社会は廻るということに気づきます。

美容師の人は誰かの髪をタダで切ってあげるということを続けていれば、新しい洋服が欲しいときはショップからタダで洋服をもらう。お腹が空いたときは飲食店からタダでご飯を食べさせてもらう。車が欲しいときは販売店から新車をタダでもらう。家が欲しいときは大工さんにタダで新築を建ててもらうという世の中です。

すべての人がタダであげるから、すべての人がタダでもらうことができるというわけですね。

「所有」の概念が変わる

「タダで貰えるなら、たくさん貰う人ばかりになってしまうのではないか?」と思われるかもしれませんが、いつでもどこでも誰でもタダで貰えるものをたくさん所有しても意味がありません。

今のお金がある世の中では、高級車やスーパーカーを複数所有したり、豪邸やタワマンの最上階、国内・海外に複数の別荘を所有、ブランド品や高級腕時計などをたくさん所有することはステイタスの1つとして意味を持ちますが、すべてのものがタダで貰える世の中だと、たくさんのものを所有する意味も必要もありません。

例えば、「車を365台所有して1年間毎日違う車に乗ります!」という人が出てきたとします。

すべてのものがタダで貰える世の中では、それも可能なのですが、365台分の購入手続きや印鑑証明、車庫証明などが必要になりますし、2年車検だとすると単純に2日に1回は車検の手続きが必要になります。バッテリーやタイヤの交換、整備や点検、給油、洗車、駐車場も365台分が必要になり、自分が所有する車のために相当な手間隙がかかります。

こんな面倒なことを一体誰がするでしょうか?

普通の人だったら、生活において必要最低限の車は所有するにしても、必要に応じてレンタカーを利用するでしょう。

大きな荷物を運びたいときにはトラックをレンタル、天気の良い日にドライブに行きたいときにはオープンカーをレンタル、家族や友人たちとキャンプに行くときにはキャンピングカーをレンタルする。高級車やスーパーカーが必要なときもレンタルする。それが合理的だと思います。

所有しても無料、借りても無料であるならば、自分の管理や負担、責任などが少ないレンタルのほうが得であることは誰でもすぐに分かるはずです。

街角で配布されているポケットティッシュのように、いつでもどこでも誰でもタダで貰えるものの価値は低く、それをたくさん集めて所有しようと思う人はいなくなるでしょう。

働く人がいなくなる?

「すべてのものがタダで貰える世の中だと、働く人がいなくなるのでは?」と思われるかもしれませんが、お金を稼ぐという目的で働く必要がなくなるので逆に働く人は増えるでしょう。

人間には好奇心や探求心が備わっていますし、「認められたい」「褒められたい」という承認欲求は子どもからお年寄りまで誰にでもある欲求です。その承認欲求を満たすには、働いて他人に喜ばれたり、感謝されることが必要です。

「お金を稼ぎたいから働く」という目的から、「他人を喜ばせたいから働く」や「楽しいから働く」という目的に変わるでしょう。

先日、イチロー選手が45歳で現役引退しました。
イチロー選手の生涯年俸は日米通算で約194億円らしく、CM契約やスポンサー契約なども考えると莫大なお金を稼いだことになります。

さて、イチロー選手はお金が欲しいから45歳まで現役を続けたのでしょうか?

違いますよね。

単純に「野球が大好き」という気持ちだったり、自分のバッティング理論の証明、野球や肉体に対する飽くなき探求心、応援してくれる家族やファンの存在。そういったものが45歳まで現役を続けられたイチロー選手の原動力になっていたと思います。

イチロー選手に限らず、人間を動かす原動力はお金だけではありません。
すべてのものがタダで貰える世の中だとしても、社会と関わり、社会貢献することで自分の喜びにつながるわけですから、誰かのお役に立ちたいと、自ら積極的に働く人たちは増えると思います。

苦手で大嫌いな仕事でもタダ働き、得意で大好きな仕事でもタダ働きであるならば、誰でも後者の仕事を選択します。自分が好きなことなので夢中になって楽しんで働けるでしょう。

金銭を目的とした犯罪は無くなる

お金が無い世の中なので当然、金銭を目的とした犯罪は無くなります。

金銭目的の犯罪とは、万引きやコンビニ強盗、誘拐、ひったくり、空き巣、特殊詐欺(オレオレ詐欺や還付金詐欺など)、アポ電強盗、売春、そして麻薬や金などの密輸まで。金銭目的の、その「目的」が存在しないので、このような犯罪を犯す理由そのものが無くなります。

また、金銭が目的ではない犯罪も減少するでしょう。

金銭が目的ではない犯罪とは、例えば、「強制わいせつ罪」や「強姦罪」などの性犯罪、「傷害罪」や「暴行罪」、飲酒運転をはじめとする「危険運転致死傷罪」など、欲望や感情を優先した犯罪、または理性が働かない状態での犯罪です。

このような犯罪は金銭目的ではありませんが、それでも減少すると考えられます。

例えば、飲酒運転をする人はタクシーや運転代行の料金をケチってるケースもありますし、金銭トラブルから暴行や傷害に発展するケースもあるため、金銭が目的ではないが、原因が金銭である場合の犯罪は確実に減少するはずです。

お金に関わる仕事は無くなる

「みんなが今と変わらない生活を続ければ何も困らない」と言いましたが、お金に関わる仕事は必然的に無くなるので、それに携わる人たちは一時的に困るでしょうね。

銀行、証券会社、保険会社、ローン会社、消費者金融などの金融業界は必要なくなりますし、それに伴い、経済アナリストやファイナンシャル・プランナー、利益だけを重視する経営コンサルタント等も無くなるでしょうか。

また、私はギャンブルは一切やらないので詳しく分からないのですが、パチンコ・パチスロ、競馬、競輪、競艇、カジノなどのギャンブルも無くなるのかもしれません。いや、負けても負けてもギャンブルを止められない人もいるので、どうですかね、分かりません。

お金が無くなって困るといえば、世界の金融システムを牛耳っている国際金融資本をはじめ、お金の力で何かを支配しようとする人たちは困るでしょうね。

お金とは何か?お金は民衆を支配するための洗脳ツール

まとめ

今日は、「もしも世の中から『お金』が無くなったらどうなるのか?」について考えてみました。考え出すとキリがありませんが、概ね、このようになるのではないかと思います。

資本主義を否定するわけではありませんが、お金が無い世の中も悪くないのかもしれません。

お金が無い世の中、あなたはどう思いましたか?



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